浄土式庭園の美しさに心を洗われる

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[日時]10月26日(土)9:00~15:30 
[案内場所] 称名寺、三溪園
[ゲスト] 研修生11ヵ国14名(ケニア、スリランカ各2、クック諸島、エスワティニ、ラオス、レント、モルディブ、モーリシャス、モンゴル、ナミビア、タジキスタン、タイ各1名、引率者1)
[KSGG会員]5名
[使用言語] 英語

JICA横浜の13名の研修員と我々を乗せたマイクロバスは、横浜市金沢区にある(金沢流)北条氏ゆかりの称名寺へと向かった。JICA横浜の研修員を称名寺へご案内するのは初めてであったが、称名寺は浄土を思わせる美しい庭と大きな太鼓橋のかかる池があり、池には錦鯉、かめ、カモが群れ、深い緑に囲まれた静寂さに、ゲストだけでなく我々も心を洗われた。

称名寺で昼食を取った後、バスで三溪園へ移動した。園内では原三溪の人となりと主な建物の説明をしたあと、抹茶を体験して頂くことにし、茶室の侘・寂を理解してもらうために茶道の歴史とその心を説明した。何人かのゲストが抹茶を購入したいと言っていたが、園内では残念ながら買えなかった。

臥竜梅では下村観山の弱法師の絵に、インドの詩人タゴールが「インドの独立に希望を与える絵」とたたえた話にゲストは感動していた。バスに戻るころには、私をはじめやや疲れたゲストがいたが、穏やかな秋の一日を楽しんでもらえたと思う。