AOTS・EPA介護福祉士候補者に日本文化を紹介

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[日時]7月27日(土)  13:00~16:30 
[会場]光洋スクエアAOTS横浜研修センター
[プログラム]浴衣着付け、生け花、書道、折り紙、俳句、日本のゲーム [ゲスト]283名(フィリピン研修生)
[KSGG会員]49名 
[使用言語]日本語、英語

今年で5年目となるAOTS・EPA介護福祉士候補者(以下「研修生」)を対象とした日本文化紹介を実施した。会員49名、外部協力者1名(計50名)のご参加・ご協力をいただき、イベントを予定通りに進めることができた。

前日に台風6号の本土接近という予報が入り、心配をしたが、当日の午前7時頃、台風は三重県南部に上陸後、熱帯低気圧に変わり、雨も降らず、日が差して来た。お陰様で好天に恵まれた。
イベントの開始時刻になると、研修生達は一斉に会場に集まり始めた。各プログラムの講師(会員)から指導を仰ぎ、日本文化を楽しく、熱心に体験していた。研修生達は浴衣姿で、屋外に出て喜々として写真を撮っていた。研修生達がこのイベントで習得した日本文化の体験が、これから赴任する介護施設で大いに役立つことを期待している。

★え?英語の名前を漢字で書けるの?
書道コーナーでは、4名が向かい合わせに座ることができるテーブルが6テーブル用意され、24人まで同時に体験可能。開始直後の15分ほどを過ぎると、席が空いてもすぐにまた他の希望者が続き、最後まで常に満席状態だった。

書道体験では3つのステップを通して、自分の完成品を持ち帰ることができる。<ステップ1>まずは、筆に慣れるために、半紙に線や丸を書いてみる。<ステップ2>「とめ」「はね」「はらい」などのパーツを練習する。<ステップ3>漢字を練習して、色紙に清書する。色紙に清書する漢字は、用意されている漢字リスト(良い意味を持つ24個の漢字「愛」「希望」など)から選ぶことができ、リストにはそれぞれの意味が英語で併記されている。自分で選んだ漢字を上手く書こうと、真剣な様子の候補生たち。「ここはどうやって書くのですか?」「これでいいですか?」など、いくつもの質問を受けた。

漢字を太筆で書いたあとに、細筆で自分の名前を書き添える。「カタカナで書きますか?それとも漢字で書いてみたいですか?」と聞くと、みんな「漢字で!」と答える。顔には「え?英語の名前を漢字で書けるの?」という驚きと好奇心が。W会員が、良い意味の漢字をあてて女性には女性らしい漢字名「メイ→芽衣」「リンリン→鈴々」など、男性には男性らしい漢字名「アンジョ→安丈」など、を考えてくれた。自分の名前には特別感があり、みんなとても嬉しそうだった。