JICA横浜研修員 茶道を通して日本の心を感じる

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[日時]7月12日(金)17:00~19:30
[ゲスト]橋梁開発関係のJICA研修員15名(スリランカ、チュニジア各2、バングラデシュ、カンボジア、インドネシア、モロッコ、モザンビーク、ミャンマー、ナミビア、パナマ、フィリピン、セネガル、パプアニューギニア各1)
[KSGG会員]6名
[使用言語]英語

 まず、30分程、「和敬清寂」「一期一会」等お茶の精神、大まかな茶道の歴史等を解説、次に日本人だけでの茶席のデモンストレーション。その際、亭主、正客、次客の所作について説明、ゲストは、真剣に見入っていた。その後、ゲスト席入り。指導に従って茶碗の正面を避けて飲む、飲み口を拭う、拭った指先を懐紙で拭く等々、足のしびれと戦いながら(笑)四苦八苦しつつも真剣に取り組んでおられた。「ただお茶を飲む」というだけの事の中にいろいろな約束事もあり、お亭主と客が「和」(ハーモニー)を保って自然でスムーズな所作を行う為には、何年も修行を積む事が大切だと実感して頂けたようだ。また、お隣のゲストへの気遣い、お茶碗の扱い方、お菓子の取り方、はたまた、季節に合わせた掛け軸や茶花の用意と全てに細々としてルールがあり、その一つ一つに意味がある事をある程度理解して頂き、「非常に日本らしさを感じた」、「大変、感銘を受けた」、「とても楽しかった」と喜んで頂けて、奉仕会員もやりがいがあった。