[日時]12月6日(水)13:30~17:00
[案内場所]報国寺、浄妙寺、鶴岡八幡宮
[ゲスト]NIIコンピューターサイエンス関連国際会議参加者19名(デンマーク、ドイツ各4、英国、米国各3、日本2、ノルウェー、ベルギー、カナダ各1)
[KSGG会員]2名
[使用言語]英語
19名の一行を乗せたバスは、定刻を5分遅れて湘南国際村センターを出発した。晴天に恵まれ、寒くはあったがツアー日和だった。浄妙寺の駐車場に着くまでの車内では、KSGGの紹介から鎌倉の歴史等の多岐にわたる説明を終えほぼ定刻に駐車場に入り、まず報国寺に向かった。
境内の楓の紅葉は、ピークは過ぎていたがまだ楽しめた。竹林では、自宅の庭に竹林があるという米国からの参加者の話が印象的だった。その方の竹林では10年ほど前に花が咲いてしまいすべての竹が枯れてしまったそうだ。その後生えてきた竹は10年たってもまだ以前の太さと比べてすごく細いままで、元通りの太さになるのを見届けるためにはこれから100年くらい生きていなければと笑って話していた。
報国寺を後にして、次は浄妙寺に行った。本堂(方丈)の前で記念写真を撮りすぐに喜泉庵の茶室に向かった。茶席では、お菓子とお茶をいただいた。皆さん熱心に聞いてくださり、お行儀よく最後まで座って楽しんで下さった。しかし人数が多いのですべての客にお茶が行き渡るまでにかなりの時間を要し、終わるころには座っているのがつらそうな方もちらほら見えた。茶席が終わると、皆さん水琴窟の音を楽しんでから浄妙寺を離れた。
次の八幡宮には予定通りに着いたが、辺りはすでに暗くなり始めていた。境内の案内の最後まで付いてきた人は半数に減っていた。本殿の前から見える若宮大路の夜景がとても美しかった。丸山稲荷まで説明し、三の鳥居まで戻って本日のガイドを終了した。