［日時］９月２３日（土・祝）９：３０～１６：３０
［ゲスト］オーストラリア人 Sommerさん一家４人＋ガイド会員の友人（日本人）
［案内場所］高徳院（大仏）→長谷寺→御霊神社→鶴岡八幡宮→小町通り→材木座の友人宅
［ＫＳＧＧ会員］１名 ［使用言語］英語
何か月か前にスポーツジムの友 だちから受けた依頼で、ジム友の甥一家（オーストラリア人）との英語でのメールのやり取りの代筆、 代送をすることになった。ジム友の甥御さんKarstenとのメールを通じて、次第にお互いが分かってきた。ＫＳＧＧの鎌倉案内のＵＲＬを送ったところ、「Kamakura Highlights に行きたい」ということになり、ＫＳＧＧの個人ガイドとして 成り行き上私がご案内することになった。Karsten、奥様のDayna、２０代の２人の息子さん、KristianとMax。案内しながらおしゃべりしているうちに、Karstenの亡くなった母親の生まれ故郷である日本の鎌倉には、４年も前から「家族４人で行こう」と計画を立てていたが、新型コロナのために実行できなかったということが分かった。日本での約３週間の長旅の後、彼らの最終目的地が鎌倉だった。私が代筆や代送を買って出て良かったな、と心から思ったことがある。例えば大仏を見ていると、「亡くなった母が、鎌倉大仏のことをよく話してくれた。一度家族を連れてここに来たいと、ずっと思っていた」とKarstenが言う。また段葛を歩いていると、ジム友がKarstenに「あれがあなたの生まれた病院よ」とか、「あの教会で あなたの両親は結婚式を挙げたのよ」と言う。私が英語で言い換えた時の、Karstenの懐かしそうな、幸せそうな表情を見て、「亡くなったお母様のことを本当に愛していたのだなあ」と、私の心も 熱くなった。最初は「英語もメールも苦手で気が重い」と言っていたジム友が、何十年ぶりかのfamily reunionを心から喜んでくれたことも、私にとって大きな喜びだった。