[日時]7月5日(水)9:00~14:00
[ゲスト]マイアミ在住のアメリカ人 母と娘
[案内場所]杉本寺、浄妙寺、石窯ガーデンテラス、報国寺
[KSGG会員]1名 [使用言語]英語
マイアミからの母と娘。3か月先のガイドの指名をいただいてすぐに、「私は滞在予定ホテルまで徒歩15分のところに住んでいて、マイアミには一度訪問したことがあり、またよく娘と旅をします」など、簡単な自己紹介を発信。すると即‘Wow, it’s serendipity!’とのお返事。「幸せな偶然!」という意味らしい。鎌倉のハイライトコースは前日に観光するため、2日目は‘鎌倉の静けさに包まれるような場所を’との所望。既に3週間ほど日本各地を回ってこられたとのこと、そこで旅の締めにとまず鎌倉最古の杉本寺をご案内した。早朝誰もいない澄み切った境内に鳥の声だけが響き渡り、茅葺屋根と木々のバランス、半夏生がまだ咲き残って池に影を映し、露に濡れた苔の石段、すべてが静寂の中にあり1300年の時を感じていただいた。浄妙寺では純日本風の喜撰庵、枯山水との調和に美を感じられ、石窯ガーデンテラスでは久しぶりのイタリアンランチにホッとされ、ゆったりと過ごした後、報国寺へと歩みを進めた。手入れの行き届いた千本もの孟宗竹の静寂と荘厳さの中でうっすらと涙を浮かべておられた。正にserendipitous、点と点を結ぶ力!だ。こうしてKSGGが世界の人々とつながっていけることを願ってやまない。