風呂敷包みを通じて日本の美的文化についてオンラインで学ぶ

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[日時] 11月15日(月) 17:00~18:50
[場所]神奈川大学国際センター
[実施方法]オンライン研修(Zoom使用)
[ゲスト]学生8名(中国2、スペイン1、日本5)
[KSGG会員]5名
[使用言語] 日本語、英語

日本文化研修の一環として風呂敷について知り、使い方を海外の人たちにも伝えることができるようになるという趣旨で、事前に英語で作成した資料を学生たちに送付した上で講習を行った。講習では〈風呂敷の歴史について〉→〈基本の本結び〉→〈風呂敷で一般的な箱包みのやり方〉→〈瓶やボールなど用途に合わせた包み方〉→〈風呂敷の大きさや素材の違い、用途や扱い方、祝儀袋など相手に物を手渡す時の所作など日本の美的文化〉について用意した紐や風呂敷、資料を使いながら実演説明した。研修中に学生たちには2回グループに分かれて風呂敷包みを各自実践してもらい指導した。Zoomによる風呂敷講習は初めての試みでカメラを通して伝える難しさも感じた。学生からは「貴重な体験ができた。」「風呂敷は、コンパクトでエコにもなるので使ってみたい。」という感想があった。この研修が海外や母国で風呂敷文化を伝える時に役立ってくれたら嬉しく思う。私自身もこの研修に参加して風呂敷の良さを知ることができ、有意義な活動となった。