[日時]10月10日(日)10:00~12:00
[場所]中国大連市オンラインツアーに参加
[主催者]中国人13名: 大連理工大学―立命館大学国際情報ソフトウェア学部副学部長教授1名、同学部教師1名、同学部大学生11名(うち5名がガイド担当、6名は参考出席)
[KSGG会員]実践中国語倶楽部9名
[方式]Zoom方式(ツアー主催は大連側、Zoom立ち上げ・ホストはKSGG側、共同ホストは大連側)
[使用言語]日本語、中国語併用
今まで在日の中国人留学生を招請し、オンラインで横浜、鎌倉などの観光地の中国語ガイドを続けていた。ところが、長引くコロナ禍の中、新規に来日する学生が激減し、留学生の招請が困難になった。そこで、その打開策として、横浜国大の中国出身の教授に、教授の中国における幅広い人脈から、留学生ではなく、中国に住んでいる大学生を紹介いただくようお願いした。その結果、大連理工大学の教師と学生を紹介いただき、8月7日に「みなとみらい21」の中国語ガイド練習に招請し3名の参加が実現した。その時、大連理工大学には日本語を学習している学生が沢山いるので、今後とも我々と積極的に交流したいとの意向があった。それでは、まず学生による日本語での大連オンラインツアーをやってみたらどうかと提案し、本日の日本語、中国語併用のオンラインによる大連観光の活動を行うに至った。ガイドの主催は大学側であるが、中国側の事情で、Zoomの立ち上げ、ホストはKSGGのG会員、共同ホストに中国大連側が1名という初めての方式を採用。念のため、事前に試行し問題ないことを確認した。
主催の大学側の司会から始まり、K会員からの今回のオンラインツアーに至った経緯の説明、教授およびH会員の挨拶のあと、学生5名による日本語、中国語併用のオンラインガイドが行われた。ガイドスポットは外観が上野駅によく似た大連駅から始まり、ヨーロッパ風の建物が立ち並ぶ中山広場、アジア最大級の広さを誇る総合型リゾート的な星海広場、スケールの大きい水族館の大連聖亜海岸世界、景色の美しい大連漁人埠頭、沢山の大きな奇岩が目を見張る金石灘などが日中両言語で、次々と紹介され、各人がガイドを終えるごとに積極的な質疑応答が行われた。5名の学生が何回もリハーサルを重ねた後に行われたガイドは説得力があり、素晴らしいものであった。また、参考出席の6名の学生も学ぶところが多かったと思う。一部英語が得意な学生も見られ、今後この方面でも交流が可能かもしれない。